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派遣社員「リベロ論」

嘘は方便?

日本には昔から「嘘も方便」という言葉があり、何をどう間違ったのか嘘をつくことを肯定的に考える人がいるようです。正確に言えば、嘘をついた自分を守るための言葉として良く使われています。

そもそも方便とは「到達する」という意味があり、心理に近づくための道を意味するもので、心理にたどり着けるなら嘘も智慧として道を示すことが本来の言葉になります。派遣相談掲示板でよくある話で、派遣先を契約期間中に終了したいときに、自己都合にもかかわらず、「家庭の事情」としたということがあります。それを「嘘も方便」だとするには多少無理があるのではないでしょうか。

 しかしながら、いろいろな派遣のサイトを見ているとほとんどのサイトでは、契約期間内の派遣先終了は「家庭の事情」とするように勧めている。あくまでもこれは一例ですが、自分が傷つきたくがないために嘘をつく人が本当に多いように私は感じています。もちろん派遣に関してだけではありませんよ。

はっきり言って、嘘は嘘でしかありません。一度ついた嘘は勝手に一人歩きして、いつの間にか取り返しのつかないことになってしまいます。それをごまかすためにさらに嘘をつく・・・嘘の連鎖はさらに自分を追い込むだけです。

リベロでありたいのであれば、嘘は絶対に避けましょう。自由な立場は信頼関係の上に成り立つのです。あなたは一度でも自分に対して嘘をついた人を信頼することが出来るでしょうか。「この人になら任せられる」という信頼関係を築けない人の自由はただのワガママに過ぎません。

自分がどんなに怒られて傷つこうが、相手に対しては真実を伝える。その繰り返しが信頼となるのです。実績もなく「私を信じてください」などと言っても誰も信じてくれるわけがないのです。

トラブルが発生したときに重要なのは、何とか丸く治めようとすることではなく、現実を直視し、それに対して冷静に判断し、今何をすべきかを考えることです。誰も言い訳や、嘘の情報など期待していません。嘘は間違いなくどこかで破綻するというのは大企業の不祥事をみればよくわかることです。どんなに巧妙に隠しても100%はありえないのです。

正直者は馬鹿を見るといいますが、そんなことはたいしたことではありません。自分自身に胸張って生きれないのなら何のための人生なのでしょう。リベロは嘘という束縛からも自由であるべきです。愚かなまでに正直に生きることがリベロのあるべき姿です。

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