派遣社員応援サイト poco a poco
派遣社員「リベロ論」
自分で判断する
自分の働いている会社が倒産するということを考えたことはありますか。全ての人が経験することではありませんが、サラリーマンという働き方をしている人にとって誰もに起こりうることでもあります。
会社が倒産してあなたはすぐに次の仕事を見つけることが出来るでしょうか。そうなると自分には何も残っていないという人は年齢が高くなればなるほど多いように思えます。それもひとつの会社で働き続けた40代、50代の人たちにとって、会社の倒産は絶望的な出来事かもしれません。
うまく仕事が見つかっても、以前と同じ給料をキープすることも難しいでしょう。過去の役職者としてのプライドがさらに再就職を難しくさせるかもしれません。
これは若い人でもそう違いはないかもしれません。入社1、2年であればともかく、10年近く働いた人にとって会社はなくてはならない存在になっています。「会社が個人を庇護する力の異常な強さ」と村上龍は表現しています。会社が強制したわけでもないのに、知らない間に個人は会社から離れられなくなっているのです。
これから潰れると分かっているような会社ですら、そう簡単に退職しようとしない人が大勢いるそうです。「自分はまだ会社に対して何かが出来るはずだ」と。はっきりいって私にはまったく分からない感覚ですが、もしかすると今の日本ではそれほどおかしなことでもないのかもしれません。
ただ、おかしいことではなくても個人にとってそれが良い選択かどうかは分かりません。崩れかける会社を救おうとするよりも、さっさと見切りをつけて、次のステップに進むのが正しいとも言えません。大切なのはなぜ自分がその行動を取ったかのを明確にすることです。
会社に残るにしても、去るにしても自分の判断で行うべきです。ただなんとなく周りに流されて行動を選択する人が救われることは決してありません。金銭的に救われたとしても、人間としては救われないのです。自分で考えなければ、自分が存在する意味はどこにあるのでしょう。もちろん他人を参考にし、学ぶことは重要です。ただ、その人がうまくいったことが自分にとってうまくいくとは限らないという基本的なことを忘れないようにしましょう。
Copyright (C) poco a poco All Rights Reserved.